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朱鷺(トキ)考

朱鷺は、昔、北陸方面に多くいたといわれます。
佐渡で飼育されていた「キン」一羽が日本最後の朱鷺となりましたが、平成10年11月に江沢民国家主席が日本を訪問した際に、友好の印として一対の朱鷺を日本に贈ることを表明。(パンダと同じパターンです。)平成11年1月に中国から2羽(友友と洋洋)が贈られ[プレゼント]、同年5月には1羽のヒナが、翌年5月には2羽のヒナが生まれました。
平成15年10月10日、日本最後の朱鷺「キン」が36歳で死亡。[もうやだ~(悲しい顔)]

今日現在、「新潟県の鳥」として朱鷺が指定されています。
また、「朱鷺メッセ」や「トキめき国体」のように、いかにも朱鷺=新潟というイメージ戦略を採っています。
しかし、みなさんは朱鷺を見たことがありますか?
しかも、いま生きている朱鷺は中国から来た朱鷺の子孫です。
どうも、「見たこともない・見る機会のない」「外国(資)系の」朱鷺を、「新潟のシンボル」にすることは違和感があるのですが…。
こんな風に考えるのは私だけでしょうか?

ついでですが、「新潟まつり」の民謡流しは「新潟甚句」と「佐渡おけさ」です。
平成の大合併によって政令市新潟になったにも関わらず、旧新潟市の「新潟甚句」と佐渡市の「佐渡おけさ」では、盛りあがるのは旧新潟市民だけで、他の市町村民は「置き去り」状態になっています[ちっ(怒った顔)][失恋]が、本当にこれでよいのでしょうか?
「新・新潟市」となったからには、時間はかかるでしょうが、「新しい文化・伝統」を創っていかなければならないと思いますし、そうしなければ、ただの「寄せ集めの都市」のままなのではないでしょうか。
A.H
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