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チューリップは新潟県の県花

チューリップが日本に紹介されたのは江戸時代末期と言われています。
本格的に生産が始まったのは1919年(大正8年)
新潟県の新津市小合地区(当時は小合村)とされています。
新潟県のチューリップの生産は盛んで、日本で第2位の生産量を誇ります。
ちなみに生産量1位は富山県です。
チューリップは新潟県の県花でもあります。

5月連休に新潟県胎内市のチューリップ畑に行ってきました。
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さよなら「大和」長岡、上越閉店

長岡へ行ってきました。
百貨店「大和」(本社・金沢市)の長岡店と上越店が25日、閉店した。
両店とも名残を惜しむ客らで終日にぎわいいた。

長岡市場唯一の百貨店。老舗百貨店大和の長岡店(長岡市)、
大和の県内撤退の第一弾。中心市街地の「顔」として長年にぎわい創出を
けん引してきたが、郊外型大型店の相次ぐ進出による影響を受けて売り上げが減少。
長岡店は52年の歴史を閉じた。
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長岡、上越両店の閉店により、今後は両店合わせ約120人の従業員の再就職が課題となる。
長岡店は建物の売却先、上越店は現在のテナントビル取り壊し後、新たに建てる低層ビルの
事業主体がどこになるのかもきになるところです。






新潟から世界へ!食の新潟国際賞の創設

新潟から世界へ!食の新潟国際賞の創設

食の新潟国際賞財団(古泉肇理事長=亀田商工会議所会頭)は「食」分野の国際的な顕彰制度を発表した。
名称は「佐野藤三郎記念食の新潟国際賞」
食の新潟国際賞は、「食と花の世界フォーラムにいがた」から生まれた、新潟より世界へ発信の国際賞です。食の量的かつ質的な改善向上及食文化の発展を通じて、人類の福祉と健康、平和に多大な貢献のあった個人または団体を顕彰する「食の新潟国際賞」を創設し、食分野の国際的な進歩発展に寄与することを目的にした事業です。
田園政令市新潟は、日本有数の食糧生産基地であり、水と土の文化都市としてこの礎を作った先人の志を引き継ぎ、国際社会の食をめぐる重要課題に直接関与し、貢献したいと「食の新潟国際賞」を県内の産学官有志によって創設した。国際賞は、新潟イメージを国際的に高め、人類の福祉と平和に貢献することが期待される。
顕彰内容

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本 賞 1件   賞状、記念工芸品、副賞として1000万円

特別賞 2件   賞状、記念工芸品m200万円
・佐野藤三郎特別賞
・21世紀希望賞 


詳しくは下記のホームページをご覧ください。
http://www.niigata-award.jp/


ハードオフエコスタジアム

東京在住時には後楽園・神宮・西武球場へ足を運んでいましたが
新潟に公式球場がなかったのは寂しいかぎりでしたが
7月新潟に待望のハードオフエコスタジアムが完成しました

知人の計らいでハードオフエコスタジアムへ行ってきました。
テレビで拝見し早く行ってみたいと思っていましたが・・
想像以上に素晴らしいスタジアムでした

誕生したプロ野球開催可能な野球専用スタジアム
「HARD OFF ECOスタジアム新潟」は
新潟に新たな感動を吹き込む素晴らしい野球場でした。
県外の知人が来た時には紹介をしたい新潟の新名所が1つ増えました。K.K

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BCリーグの始球式には元ジャイアンツの桑田真澄選手も来場しました。

ハードオフエコスタジアム
http://www.hardoff-eco-stadium.jp/
http://baseball.greenery-niigata.or.jp/
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%96%B0%E6%BD%9F%E7%9C%8C%...

発酵食品の街・沼垂

新潟市中央区に沼垂(ぬったり)と呼ばれる街があります。
その昔は渟足(ぬたり)とも呼ばれていました。
http://www.assh.ne.jp/backnumber/machi/vol122.html
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歴史のある街で新潟港へ北前船が来港した港町です
http://www.niigatashi.biz/
http://www.hanga-cobo.jp/nututari/hatukou.html
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この街には信濃川沿いにある栗の木川に沿って醸造業をいとなまれています。
新潟は気候が発酵食品を造るに適した土地でもありました。
そこには味噌・醤油・酒・納豆を製造する蔵の風景があります。
発酵食品が健康食品として見直されている時代背景もあり
伝統食と職人と沼垂を愛する人々が「発酵食品の街・沼垂」を
広めようと取り組んでいます。
http://www.robinhouse.co.jp/gotyounai-B.htm


酒蔵:今代司を見学しました
http://imayotsukasa.c-form.net/m/tour/index.html
明治30年からこの地で酒造りを続ける今代司酒造。
新潟の数ある酒蔵の中でも、全量純米仕込みというのは今代司だけ。
20年長期秘蔵酒、しぼりたての生酒など自慢の日本酒を届けている。
予約をすれば酒蔵見学も可能です。
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味噌:堀川醸造を見学しました
http://www014.upp.so-net.ne.jp/wakamurasaki/fieldhockey_horikawa.html
味噌樽の存在に圧倒され
本物の発酵食品・こだわり・手造り・職人(熟練)の味噌を感じました。
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沼垂博士になろう
http://www.niigata-inet.or.jp/nuttari/h20gakunen/3nen/3nen.html
http://www.niigata-inet.or.jp/nuttari/gakusyu/slowfood.html

K.K

新潟の傑物

新潟には大変な傑物がいました。

司馬遼太郎氏の著書『街道をゆく』の記述から
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「亀田郷には,佐野藤三郎という大変な傑物がいる」・・・土地の出身で,子どものころから湛水の田に入り,首まで浸って田の仕事をしてきた農民の一人。佐野藤三郎は,複雑な現在の法社会や経済社会の現実の上に立って,一種超然としながらも,それらの現実を操作して,日本の行政の中で小さな「幕府」を作っている。

【佐野藤三郎氏】
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大正12(1923)年,下木戸(東区)の農家に生まれる。
終戦後,農民組合に参加,農地委員に就任した。
昭和30(1955)年,亀田郷土地改良区理事長となり,亀田郷の乾田化の総仕上げと,乾田化後の農業技術の確立に努めた。この経験を活かし,昭和51(1976)年から度々訪中し,中国東北部の三江平原をはじめとする農業開発の技術指導の中心者となった。また,新潟市とハルビン市の友好都市,新潟県と黒龍江省の友好県省提携にも協力した。
新潟市HP 新潟に生きた「義」,「愛」の偉人たちより

<乾田化前の亀田郷>
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 ↓↓↓
<乾田化後の亀田郷>
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≪三江平原の開発≫
新潟の北東アジア交流は、1970年代に亀田郷土地改良区理事長の故佐野藤三郎さんが、「芦(あし)沼」と呼ばれた湿地帯の乾田化に成功した技術を中国政府に請われ、中国東北部・三江平原の開発に協力したのが原点だ。三大河川(アムール川、松花江、ウスリー川)が合流する広大な三江平原(日本国土の4分の1)は、豊富な水と肥沃な土壌に恵まれ、中国の重要な農業地帯となっている。かつての不毛の大地「北大荒」から「北大倉」と呼ばれる一大穀倉地帯に大変身をとげている。黒龍江省だけで、すでにわが国の水稲作付面積に匹敵する。
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<湿地帯>
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 ↓↓↓
<中国の重要な農業地帯へ変化>
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昭和53年亀田郷農民友好訪中団として北京に滞在していたとき,王震副総理(当時)から中国の三江平原の土地改良に手を貸して欲しいとの依頼を受けた。
三江平原のあまりの広さに一民間人では出来ようもないとはじめは考えたが,亀田郷と同じ境遇で苦しむ農民のためこれを引き受けた。
 佐野氏が日本の民間調査団を結成し調査に着手してからも,このプロジェクトは困難を極めた。依頼を受けたのは日中の国交回復から7年後のことで国は経済援助の窓口も開けていなかった時代。佐野氏は日本政府に働きかけ竜頭橋ダム建設への30億円の円借款供与を引き出した。1998年に始まったこの工事は2002年供用開始され,その後徐々に灌漑面積を広げていった。豊かな農地への変貌を見ることなく,
1994年71歳で没するまで私欲を捨て農民の心でこの夢を追いかけた佐野氏の業績は,今日でも中国で高く評価されている。

栄誉歴
昭和54年  農林大臣表彰受賞
昭和59年  黄綬褒章受賞
平成4年   第10回アジア・アフリカ賞受賞
        新潟市政功労賞受賞
平成5年   第1回環日本海新潟賞制定記念特別賞受賞
平成6年   農林水産大臣賞(ダイヤモンド賞)受賞
        正六位勲四等瑞賓章受賞

K.K

クラインガルテン(滞在型市民農園)

クラインガルテン

小千谷市のクラインガルテンに行ってきました。
ドイツの発祥の市民農園がクラインガルテンと呼ばれており、日本では小屋つきの滞在型市民農園をクラインガルテンと呼ぶようです。クラインガルテン(滞在型市民農園)は全国各地に増えており、年間契約にて貸し出している。新潟県には、小千谷と妙高にクラインガルテンはある。
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小千谷の管理人に聞いてみたところ、小千谷のクラインガルテンは、利用は申し込み後に抽選となり、1回で当選する人もいれば長期待ちという人もいるようだ。当選すれば1年単位で5年程度まで更新することができる。農作業に没頭し田舎暮らしを満喫しており、既に近くに土地を求めて移住をする人もいるとか・・。
平成19年にオープンし、30区画ある。(平成19年春15区画オープン、平成20年春さらに15区画オープン)。年間利用料金は396,000円。ラウベ延べ床面積40平方メートル。キッチン、バス、トイレ、ロフト、エアコン、農機具収納スペース付き。ラウベは雪国ならではの高床式となっており、基礎の部分に農機具を収納したり、自動車を駐車したりといったことが可能です。200平方メートルです。
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居住者は関東方面の、東京・神奈川・千葉・埼玉の方が中心と聞きました。長期の滞在者と週末に車で出かけて来る方があるようですが、いずれの居住者にも大変好評のようです。
既に全国的にも有名なようで、施設見学している最中にマイクロバスでの視察団と思われる一団がありました。
新潟県の地域振興に地域の活性化に貢献していると思われます。

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農園にラウベと呼ばれる簡易宿泊施設を付設し、長期の滞在もできる、週末田舎暮らしや農的生活を楽しむ施設です。

小千谷クラインガルテン  詳細は↓
http://www.city.ojiya.niigata.jp/nouto/kleingarten/visit.html
大河信濃川に育まれた自然豊かなまち、新潟県小千谷市で新たな一歩を踏み出しませんか。 クラインガルテンと田舎暮らし応援情報をお届けします。

クラインガルテン妙高  詳細は↓
http://www.city.myoko.niigata.jp/guide_city/kleingarten/index.html
農業を通じて交流人口を拡大し、農業や観光業をはじめとした地域産業の振興や地域活性化を図るため、グリーンツーリズムやスロー・ツーリズムを推進する拠点施設として、滞在型市民農園を整備します。将来的には、都市住民が地域農業の担い手となるような関係の構築や妙高市に愛着をもった「妙高ファン」の定住化を目指しています。

K.K

「緑ちょうちん」と地産地消

「緑ちょうちん」と地産地消

暑い時期、仕事帰りは緑提灯(ちょうちん)のお店でちょっとビールで一杯-
「赤ちょうちん」ではなく「緑ちょうちん」を店先に下げる飲食店が増えている。
国産の食材を使っている飲食店の軒先に緑色の提灯(ちょうちん)を
下げる活動が広がっている。緑提灯に参加する飲食店は
「地場産品応援の店」と記された緑の提灯を店頭に掲げ、
応援隊がそれを盛り上げるという??。
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日本の農林水産物を食材として50%以上(カロリーベースで)利用している飲食店の自主申告制により、緑提灯を購入して店前に飾り、「うち、国産の食材たくさん使っているよ~」とアピールし、食べる側もそれをさまざまなかたちで応援する取組みです。
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星印は、国産食材の使用率に応じて1~5個付く。
店で使う食材に占める国産品の割合が、カロリー換算で50%以上なら一つ星。
10%上がるごとに星が増え、90%以上ならば五つ星となる。
ただし、あくまでも店側の自己申告。虚偽の申告があった場合は「反省」と書いた
鉢巻きを巻くか、丸坊主にしなければならない。

この運動は丸山清明農研機構・中央農業総合研究センター所長の発案で
平成17年4月、北海道小樽市の居酒屋が第1号で明かりをともして以来
現在では千店舗以上が加盟しております

地産地消を具体的に実行している日本農業の復興に期待できる運動です。

緑ちょうちんとは↓
http://midori-chouchin.jp/green_lantern.html

◎新潟にも「緑ちょうちんの店」はあります 食べに行きましょう
新潟県内の緑ちょうちんの店を探してみてください↓
http://midori-chouchin.jp/introduction_list.html

k.k

日経新聞 新潟枝豆、首都圏へ売り込め」

2008年08月02日付の日経新聞 で 「新潟枝豆」の紹介がありました。

新聞を見れなかった方は日経オンラインの記事
 「新潟枝豆、首都圏へ売り込め 県やNICO、販促や説明会(期間限定公開)」をどうぞ!


新潟県民(市民?)なら枝豆といえば黒崎茶豆を思い出しますが
新潟県では枝豆作付面積が1,560ヘクタールで全国トップ。
作付面積も全国の11%を占めてるそうです。

新潟といえば雪・米・酒のイメージが強いですが
枝豆もなかなかのものですね。

ただ、この記事でも紹介されてますが、
新潟枝豆の場合、作付面積が全国トップでも
全国的に有名な枝豆といえば、山形「だだちゃ豆」の方ですよね。

この辺はブランド戦略の違いでしょうか?

1つはネーミング、もう1つは販売戦略かなと思います。

ネーミングとして「新潟枝豆」「黒崎茶豆」といわれても
他地域で生産している枝豆と、何が違うのかピンときません。

枝豆といえば、鮮やかな緑色が連想されますけど
茶豆といわれると、知らない人には美味しそうなイメージを
持ってもらいにくいですよね。

これに対して「だだちゃ豆」は、山形方言の響きと
あざやかな緑色を前面に打ち出した広告を何度も目にします。
特に県の特産品として、山形全体で積極的なPR活動も行われています。

記事では「首都圏をターゲットに県産枝豆の売り込みを強化」とありますが、
まずはネーミングの再考なども含めたブランド戦略を立てることが
重要なのではないでしょうか?

T.W.

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新潟の農産物直売場

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自給率の低下、高齢化、販売農家の減少、など農業の抱えている課題は多い
日本の農業の経営は、市場主義経済の影響等を受け壊滅的状況にある。
しかしグローバル化が進む中で、日本は農業だけを特別扱いし続けていくのは
自由貿易の観点から決してゆるされることではない。
農産物輸入自由化により安価な海外産農産物が輸入されたことにで、競争力
の低い国内農業は廃業するか、付加価値の高い農業へ移行する必要がある。
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農政は集落単位の営農組織に農地を集積することで経営の効率化を図る施策
認定農業者(にんていのうぎょうしゃ)農業経営基盤強化促進法に基づく
農業経営改善計画の市町村の認定を受けた農業経営者を推進している。
しかしこれまでの「農家」単位の農業から「集落」単位の集団農場的な農業への
転換は、個々の農業者の意識の面でも、機械装備等物質的な面でもスムーズ
に進んでいない状況である。
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<農産物直売所への期待>
農協が媒介する流通ルートとは異なり、周辺の農家が流通に直接携わっている。
農家は朝採れた農産物を戸別の小型トラックなどで持ち込む(小規模流通)。
農協に出荷する際と異なり、最適収穫時にすることが出来る。
そのため、消費者にとっては、新鮮な農産物として認識される。
農産物直売所の売上高は全国的に増加しており、従来の作った農産物を農業協
同組合JAや市場に出荷する以外の販売方法、産直や、飲食店への直接販売
など販路も拡大してゆくことが必要である。
消費者にとって、多くの小売店の農産物は、どこの誰とも知らない
者が生産したものであるが、直売所では、生産地と生産者が、
「顔の見える」状態で販売していることによる安心感が得られる。

「新潟の農産物直売場」
◎越後川口/あぐりの里 野菜直販施設
http://echigo-kawaguchi.com/1aguri/2baiten.html
http://echigo-kawaguchi.com/1aguri/index.html

◎神林(穂波の里)農林産物販売施設
http://homepage2.nifty.com/kamihayashi/michinoeki.html
http://www.hrr.mlit.go.jp/road/miti_eki/each_folder/kamihayashi_folder/kamihayashi.html

農政の大転換により、農業・アグリビジネス活性化の今後に期待をする。 k.k

出雲崎町が「まちづくり功労者国土交通大臣表彰」受賞

国土交通省第26回「まちづくり功労者国土交通大臣表彰」に
「出雲崎町妻入りの町並み景観推進協議会」が選ばれ
新潟に全国に自慢の出来る地域が増えました。
新潟県の著名人「良寛」の誕生の地でもあります。
最近ではジェロさんの演歌「海雪」の舞台・出雲崎町で知られています。
全国の人は演歌歌詞では出雲の出雲崎と思っているかもしれませんが・・
もっと全国にも知られて欲しい新潟の地です。
表彰詳細は国土交通省URLをご覧ください。
http://www.mlit.go.jp/report/press/city05_hh_000001.html

全国的にも珍しい3.6kmに連なる妻入りの町並み景観の保存を目指すため
町内外の妻入りの貴重な遺産性をアピールしながら観光客を含めた
「まち全体の活性化」を最終目標として、まちの緑化運動や、表札の制作設置
町並みマップの制作活動などを継続的に行っており、当地区の景観形成に
おいて大きく貢献していることが認められました。 
出雲崎町妻入りとは :出雲崎町観光協会ホームページより
http://www.izumozaki.ecnet.jp/tourism/hokkokukaido/hokkokukaido.htm
出雲崎町観光協会ホームページより写真を掲載
妻入り街道.jpg妻入り街道2.JPG

妻入り家屋の伝統的な間取りを再現し、観光客の休憩や交流の
場となっています。「つま」とは端を意味し、建物では大棟と
直角な壁面、即ち長手方向のはしの面を「妻」と言い、一方大
棟平行な壁面を「平」と言います。したがって建物の平側に玄
関(出入口)があるのを「平入り」というのに対して、建物の玄
関(出入口)が妻側にあってこれを正面とする様式を「妻入り」
といいます。 :出雲崎町観光協会ホームページより

出雲崎は天領の郷 
現地に行って撮影した写真です
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出雲崎町観光協会ホームページより
http://www.izumozaki.ecnet.jp/
江戸時代、徳川幕府の直轄地(天領)であった出雲崎は佐渡金銀の荷揚げや北前船の寄港地で、北国街道の宿場町として栄えました。廻船問屋街、旅館街が立ち並び、それに伴い遊廓も発展していきました。様々な業種が集まり近隣の農家の二男、三男は「天秤棒1本持って出雲崎へ行け」といわれるほど働き口に不自由ないところでした。
当時の人口はこの小高い丘と日本海に挟まれたわずかな平場に約2万人もいたと言われ、人口密度は越後一でした。よって、多くの人が居住できるように、また、当時は間口の広さに税金を掛けられていたことから二間や三間半といった間口が狭く奥行きの長い妻入り家屋が軒を連ね、約4㎞にも及ぶ妻入りの街並を形成しました。:出雲崎町観光協会ホームページより

出雲崎町ホームページ
http://www.town.izumozaki.niigata.jp/

K.K

新潟の医療問題(2)「県立病院 赤字27億円」

新潟の医療問題(2)

 「県立病院 赤字27億円」、27日の新聞に見出しが躍っていました。県立、15病院の07年度決算の結果です。赤字は21年連続し、累積赤字は429億円だそうです。県の病院局長は、「医師確保や診療単価の向上に努めたい」と話しているそうです。(『新潟日報』08.5.27)

 医師不足は、全国でワースト9番目です。県知事が先日新潟大学医学部の教室に出向き、県内就職を直接学生に教室で訴えていました。
 先の新聞記事は、中小病院を中心に常勤医師が不足し、患者数が前年度比14万人減の298万人と、患者減に歯止めがかからないと「構造的な悪循環」を指摘しています。

 確かに、OECD(先進経済発展国)の水準に追いつくには、日本は、18万人(50%増)の医師を増やさなければなりません。しかし、医師が増えれば患者が増加するわけでもありません。
 現状で、医師数を倍増すれば、赤字は膨大にふくれあがるでしょうから、「構造的な悪循環」は他に求めるべきでしょう。今から4半世紀前、1983年、厚生省の局長レポート「医療費亡国論」をスタートに、医学部定員の削減、診療単価の切り下げが、日本の医療問題の「構造的な悪循環」の真因だと思いますが。

 OECDの統計で、世界でダントツの医療費大国のアメリカで、無保険者がおよそ5000万人です。しかし、治療費を払えない患者がゴミのように路上に捨てられるアメリカ医療の現実を、映画「シッコ」でムーア監督は「アメリカの医療制度はビョーキだ!」と、市場原理、営利主義の残酷な現実を告発します。
 
 医療問題も奥が深いですね・・・・・・【08.5.31  M.H 】

2008年度都市景観大賞:新潟村上市が受賞

2008年度都市景観大賞「美しいまちなみ賞」の受賞地区が、
新潟県村上市などに決まりました。地元新潟の表彰は本当に嬉しく思います。
町興し地域振興の様子を、実際に見てみたくなり、村上へ行ってきました。
村上の受賞をキッカケに、新潟地域で町興に取り組に更に力を入れて行きたいですね。

新潟日報記事(記事をクリック拡大してご覧ください)
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村上の城下町の面影を残す旧町人町・旧武家町地区が表彰になった。
町家の外観の再生や、ブロック塀を黒塀で覆うことによる景観の整備を、
市民参加の活動として進めている点などが評価された。
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平成13年11月、土蔵造りの寺や古民家が並ぶ安善小路周辺のブロック塀を
黒塀に変えようと、市民有志が「チーム黒塀プロジェクト」(山貝博代表)を結成。
ブロック塀に板を打ち付け黒く塗る簡易な手法で、延長320メートルを黒塀に変えた。「黒塀一枚千円運動」も展開、市民約600人からの寄付で資金を集めた。
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黒塀の小路をライトアップする「宵の竹灯籠まつり」も毎年10月に開かれている。
中心メンバーは、国土交通省認定「観光カリスマ」の吉川真嗣さん(43)。

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黒塀プロジェクト
http://www.k-shinji.info/originate/kurobei.html

http://www.murakami21.com/i2001no14/antaikouji.htm

むらかみ町屋再生プロジェクト
http://www.chusho.meti.go.jp/shogyo/shogyo/shoutengai77sen/idea/3kantou/2_kantou_14.html

都市景観大賞「美しいまちなみ大賞」
http://www.mlit.go.jp/common/000015511.pdf


城下町の趣薫る黒塀
http://www.niigata-nippo.co.jp/rensai/n17/n17_h2_k2.html

k.k

続 新潟偉人伝 三波春夫(みなみはるお)

《プロフィール》
1923年(大正12年)7月19日、長岡市塚野山(旧・三島郡越路町)で誕生。
13歳で東京に出る。米屋、製麺工場、築地魚河岸で働く。
16歳で日本浪曲学校に入学。
20歳で陸軍入隊。
22歳から26歳までロシアのハバロフスク、ナホトカで捕虜として抑留生活を送る。
労働の合間に浪曲、演劇、歌を創り演じることで仲間を慰めた。
1957年(昭和32年)三波春夫として「チャンチキおけさ/船方さんよ」でデビュー

代表曲
「大利根無情」 「東京五輪音頭」 「世界の国からこんにちは」 「俵星玄蕃」

1986年紫綬褒章、1994年勲四等旭日小綬章 受章。
2001年(平成13年)4月14日逝去。享年78歳

《エピソード》
歴史に残る日本最大イベント[exclamation][イベント]「東京オリンピック」「大阪万博」のテーマソングを歌った[カラオケ][るんるん]、「お客様は神様です!」でおなじみの三波春夫氏は、

その福々しい笑顔[わーい(嬉しい顔)]と、張りのある歌声で日本国民に元気を与えてくれた不世出の歌手ですが、

その笑顔の陰で、戦後4年間(22歳から26歳まで)、「シベリア」に抑留され、過酷な強制労働に耐え抜いた[もうやだ~(悲しい顔)][ふらふら]ことは、あまり知られていません。

「日ソ中立条約」を一方的に破棄して満州に侵攻したソ連軍は、日本軍と交わした武装解除後の在留民間人保護の約束を踏みにじり、在留民間人に対して暴行や略奪、強姦、殺害を繰り返しました。

そして終戦にともなう武装解除に応じた日本兵55万人(ソ連発表)を極寒の地・シベリアに連行し、過酷な強制労働に従事させ、約6万人もの日本人捕虜が死亡しました。

三波春夫氏は、
「国際法を無視し、捕虜の人権を蹂躙した国家的犯罪。さらにソ連は謝罪も賠償も全くしていない」と強く非難[ちっ(怒った顔)][パンチ]していたそうです。

A.H

【参考】
三波春夫オフィシャルhp
http://www.minamiharuo.jp/top.html

にいがた景勝百選一位の地「良寛と夕日の丘公園」

にいがた景勝百選一位の地「良寛と夕日の丘公園」 へ行ってきました

上越新幹線の開通を記念し、選定された新潟県景勝百選。
景勝地第一位に当選したのが「良寛と夕日の丘公園」から望む、日本海と佐渡の景観です。
良寛の母のふるさと佐渡を向かいに、右手に弥彦山、眼下に良寛堂、妻入りの街並を一望できる
絶好のロケーション。所在地:新潟県出雲崎町大字米田1

新潟にはまだまだ知られていない観光穴場がたくさんあるように思います

現地で撮影した写真スライドショーです


にいがた景勝100選
http://www.icoro.com/item_237.html

良寛と夕日の丘公園
http://kouryu-kyoju.net/154059/

k.k

新潟偉人伝 益田孝(ますだたかし)、鈍翁(どんのう)

《プロフィール》
益田孝は、幕末に佐渡で生まれた後、10代で幕府の遣欧使節の一員としてパリに渡りました。明治時代に入り、なんと29歳で三井物産会社を設立、その後、日本経済新聞社の前身である「中外物価新報」を創設、そして三井合名会社の理事長として三井財閥を築き上げました。

一方、近代を代表する茶人・数寄者としても名をはせました。この時代"茶"は財界の人々の間で重要な社交の場となっていました。名物の茶器・軸を肴に茶会を催し、同時にその席で政財界の動き、仕事の取引までが話題にのぼったのです。その中心人物が、利休以来の大茶人とまで形容された益田鈍翁(号)でした。

鈍翁が一代で集めた美術品の数は4千点を超えるとも言われ、個人で一千億円以上をかけたと言われています。その中には、今日の国宝に指定されているものも数多く含まれます。

《エピソード:佐竹本三十六歌仙絵巻切断事件[アート]
数ある三十六歌仙絵巻の中でも、最も古く、また群を抜いて優れていて美しいといわれていた絵巻で、秋田の佐竹伯爵家に伝来したとということから「佐竹本」と呼ばれています。

大正6年この佐竹伯爵売立の際、山本唯三郎という船舶業で儲けていた社長が、当時の金額で35万3千円で手にします。(現在の価格で約40億円[exclamation]

ところが、第一次世界大戦で、不況となり、この会社も業績は悪化、この絵巻も手放さざるを得なくなったのです。ところが、不況の最中、こんな金額を出せる人はいません。

そこで、なんと36枚に切断して、バラバラに売ってしまうという事件がおこったのです。 それが「佐竹本三十六歌仙絵切断事件」といわれるものです。

益田孝(三井物産創始者)邸に、買い手が集まってくじ引きで決めることにし、歌仙絵には人気に応じて値段に大きな差がつけてあったそうで、人気は5人いる姫君。なかでも、皆が欲しがったのが“斎宮女御”。

抽選の結果、鈍翁のくじは大はずれ。よりによって一番人気のない“僧正遍昭”。
鈍翁の顔がみるみるうちに不機嫌になり[ちっ(怒った顔)]、その場はピリピリしたムードになったそうで、“斎宮女御”の当たりくじの人がそっと“お譲りしましょう”と助け舟を出したそうです。

もう、鈍翁は大喜び[わーい(嬉しい顔)]。この絵の値段は現在貨幣価値で5億円[exclamation×2]位したといいます。
凄いことに鈍翁はこの絵を1.5億円かけて表装し、茶席の掛け軸として、終生愛用したといいます。[喫茶店]
A.H

【参考】
三井広報委員会
http://www.mitsuipr.com/history/hitobito.html
佐竹本「三十六歌仙絵巻」切断事件!
http://homepage2.nifty.com/seigakudo/satake.htm

朱鷺(トキ)考

朱鷺は、昔、北陸方面に多くいたといわれます。
佐渡で飼育されていた「キン」一羽が日本最後の朱鷺となりましたが、平成10年11月に江沢民国家主席が日本を訪問した際に、友好の印として一対の朱鷺を日本に贈ることを表明。(パンダと同じパターンです。)平成11年1月に中国から2羽(友友と洋洋)が贈られ[プレゼント]、同年5月には1羽のヒナが、翌年5月には2羽のヒナが生まれました。
平成15年10月10日、日本最後の朱鷺「キン」が36歳で死亡。[もうやだ~(悲しい顔)]

今日現在、「新潟県の鳥」として朱鷺が指定されています。
また、「朱鷺メッセ」や「トキめき国体」のように、いかにも朱鷺=新潟というイメージ戦略を採っています。
しかし、みなさんは朱鷺を見たことがありますか?
しかも、いま生きている朱鷺は中国から来た朱鷺の子孫です。
どうも、「見たこともない・見る機会のない」「外国(資)系の」朱鷺を、「新潟のシンボル」にすることは違和感があるのですが…。
こんな風に考えるのは私だけでしょうか?

ついでですが、「新潟まつり」の民謡流しは「新潟甚句」と「佐渡おけさ」です。
平成の大合併によって政令市新潟になったにも関わらず、旧新潟市の「新潟甚句」と佐渡市の「佐渡おけさ」では、盛りあがるのは旧新潟市民だけで、他の市町村民は「置き去り」状態になっています[ちっ(怒った顔)][失恋]が、本当にこれでよいのでしょうか?
「新・新潟市」となったからには、時間はかかるでしょうが、「新しい文化・伝統」を創っていかなければならないと思いますし、そうしなければ、ただの「寄せ集めの都市」のままなのではないでしょうか。
A.H

新潟国体の経済波及効果

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新潟国体のカウントダウンが始まりました、その経済効果が気になりWEB検索で調べてみましたところ、様々な効果測定があり比較は難しい状況ではありますが。下記の通りです。

秋田国体 1060億円
富山国体 2149億円
大分国体 523億円
兵庫国体 310億円
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◎秋田わか杉国体経済波及効果  株式会社秋田銀行HPより
秋田県にもたらす経済波及効果について推計、国体・大会開催による県内への波及効果は経済波及効果は合計で1,060億円と推計される(内訳は下記のとおり)。
・直接効果
競技施設整備費によるもの 550億円
来場者消費支出によるもの 66億円
大会準備・運営費によるもの 64億円
合 計680億円
・経済波及効果総合(上記の直接効果プラス誘発される間接効果)
競技施設整備費によるもの 856億円(直接効果の1.56倍)
来場者消費支出によるもの 103億円(直接効果の1.57倍)
大会準備・運営費によるもの 100億円(直接効果の1.56倍)
合 計 1,060億円(直接効果の1.56倍)


◎とやま国体の経済効果2149億円  北日本新聞HPより
 二〇〇〇年とやま国体の開催による経済効果は二千百四十九億円で、一万三千五百五十七人の雇用創出につながった-。県の二〇〇〇年国体局が北陸経済研究所に委託して行ったとやま国体の経済波及効果調査で、こんな結果が出た。

 調査結果によると、平成七年度から十二年度までに行われた競技施設、道路建設など国体関連支出の総額は千三百億円。これによって二千百四十九億円の経済波及効果があった。支出に対し、一・六五倍の経済効果が出たことになり、過去五年間の国体とほぼ同様の数字となった。ただし、支出総額はとやま国体が最も少ないことから、同国体局は「最少の経費で最大の効果を実現した」としている。

 経済波及効果のうち、付加価値額は千百六億円で、雇用者所得に結び付いたのは六百三十四億円。このほか、一万三千五百五十七人の雇用確保につながったという。

 国体開催によって、九年度名目県内総生産の二・五パーセントに当たる付加価値、九年度県民雇用者数の二・七パーセントに当たる雇用機会が生み出されたことになり、同国体局は「県の経済活動の活発化と雇用機会の拡充に貢献した」と評価している。


◎大分国体の経済効果  今日新聞HPより
 大分国体では、観光業界を中心に経済波及効果への期待感が大きい。
 石井和昭国体開催事務局長は「大分国体と障害者スポーツ大会の開催に伴う経済波及 
効果については、大銀経済経営研究所と大分大学が、競技施設整備費、大会運営費、宿泊費等の消費支出で試算し、その波及効果額を523億円と発表している。
市町村ごとの効果額は試算されていないが、県の資料によると、国体期間中の宿泊者数は選手・監督等の参加者が3万3000人、宿泊者数は延べ約13万4000人。障害者スポーツ大会は選手・監督等の参加者が約7000人、宿泊者数は約3万人となっている」
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新潟国体での経済波及効果は??

k.k

新潟の医療問題(1)

 医療問題に関心を持ったのは、昨年の「サービスマネジメント」講座以来です。
 小論文テーマに「電子カルテ導入プロセスとその成功要因」(東大ものづくり経営研究センター)を材料に、『京都洛和会・音羽病院の電子カルテ導入』をチームで検討した以来です。
その後も少しかじってみました。何事も奥は深いですね。
 現在、「後期高齢者医療問題が」国民的な話題になっています。わたしにはまだ間がありますが、「金を取られて、姥捨て山に」とキャッチコピーが賑わっています。

 新潟でも、「勤務医不足どう改善」と新潟市でシンポジュームが開かれました。新潟医学会主催で、県内病院の9人の院長らが報告、「当直の免除や院内保育所の設置といった、女性医師が働きやすい環境づくり」(新潟南病院院長)など、勤務医の置かれた状況、解決策などを話し合ったそうです。(『新潟日報』08.4.22)
 また、同日の『新潟日報』で、「全国1100病院の半数以上で「院内暴力」があり、全事例の5.8%が警察に届けられた」(昨年1年間で)そうです。
 医療問題も多面的ですね。10日ほど前、NHKの朝のニュースで、京都洛和会、音羽病院が常時6人の救急医を確保しての患者サービスが報道されていました。志も高いですが、600床の大病院だから出来るのでしょうか。
 電子カルテの導入問題は、「日本経済新聞」が全国状況をコンパクトにまとめて報道していました。(『日本経済新聞』08.4.27)
 新潟は、大学病院、ガンセンター、県立新発田病院、済生会新潟第二病院がA社、新潟市民病院がB社のシステムを導入しているそうです。先ほどの、音羽病院は千葉県のS社版をオリジナルにしているようです。  
 国の医療費抑制政策が25年以上続き、OECDの水準平均に追いつくには13万人の増加が必要です(50%増)。それが、先進国の平均水準だそうです。
 病院経営の悪化も深刻ですね・・・【08.4.30  M.H 】

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海底油田の調査船「資源」

この探査船「資源」の船の引き渡し式は2月11日祝日で休刊日だったため新聞にはほとんど載らなかった。

 海底資源を探査する国の探査船「資源」が2月12日、運航を開始し、
新潟県中越沖地震の震源域を調査するため、千葉県から新潟県沖へ向け出航した。
東シナ海のガス田開発で中国に先を越された日本だが、資源価格が高騰するなか、
自前の探査船の導入で、周辺海域での資源調査を本格化させる。
地震の断層調査にも威力を発揮しそうだ。

 「資源」は3次元物理探査船と呼ばれ、船から人工地震波を海底に発し、海底面や
地層の境界に当たって返ってきた反射波を解析。立体的な地下構造を調べる。
総トン数は約1万トン。ノルウェーの探査会社から中古で買い取り、購入額は232億円、
年間維持費は約90億円という。

 千葉県船橋市で11日に探査会社から引き渡され、甘利経済産業相は
「世界最先端の装備機器が搭載されている。資源開発の可能性、地質調査の精密性が
一挙に上がる」と期待を表明した。

 経産省資源エネルギー庁によると、日本周辺海域の地質構造の詳しいデータは、
ほとんどないという。東シナ海のガス田については、日本が主張する「日中中間線」の
中国側海域で、中国が開発を進めていることが分かった後、政府がノルウェーの
探査船を借りて探査した。

 資源争奪戦の激化を背景に各国の探査熱が高まり、最近は船を借りるにも
「順番待ち」が続いている、という。このため、機動的な調査へ船の購入に踏み切った。

 「資源」は新潟県中越沖で地質構造を調べ、データを柏崎刈羽原発の
耐震安全性評価にも役立てる。3月上旬には三陸沖へ移り、1年かけて
石油や天然ガスなど埋蔵可能性の高い海域の地下構造を、順に調べる計画となっていた。

26日土曜日から長期休暇に入った会社も多いと思います。何かと話題の揮発油(ガソリン)税の
暫定税率が5月1日に復活し、ガソリン価格が急騰する見通しとなったことから、今週末は
値上げ前の「駆け込み需要」が本格化しそうだ。

私たちの身近な生活でなくてはならないガソリンですが、日本の石油自給率はわずか0.3%しかありません。消費量の99.7%は輸入に頼っています。最近の輸入量は年間2億5000万キロリットル程度。2007年の支払い代金は12兆4000億円です。

ようやく日本では1隻の調査船が動き出した程度ですが、日本海近郊はとても広いものです。
この際、新潟港に探索船を5隻10隻と所有する原油を探す目的の株式会社をつくり(公募で資金集め)、新潟発で原油を探すロマン追いつづけることはできないだろうか

*新潟沖は現在も細々ながらも原油を産出しています。

S/M

参考 経済解説者 池内正人氏
http://economy33.blog77.fc2.com/

「篤姫」の経済効果は? 「天地人」は?

ご存じの通り、ことしのNHK大河ドラマです。[TV]
多くの場合、関連した地域の宣伝となり、観光客の増加などによる経済効果が発生します。
「篤姫」ゆかりの地は鹿児島県ですが、以前放送された「翔ぶが如く」では621億円の経済効果があったとされます。
では、「篤姫」はどうでしょうか?
日本銀行鹿児島支店の試算によると、観光客が220万人増加し、経済効果は296億円。
ところが、放送翌年はその反動で観光客が128万人減少し、マイナス172億円の経済効果になるそうです。

最近の大河ドラマの経済効果は以下の通りです。(いずれも日本銀行調査)
「利家とまつ」 → 355億円
「武蔵」  → 148億円
「新撰組」  → 203億円
「義経」  → 179億円
「功名が辻」  → 135億円
「風林火山」  →  70億円

来年、2009年はいよいよ「天地人(直江兼続)」が放映されます。[映画]
演じるは、「超イケメン俳優」の「妻夫木聡」さん![ひらめき]
わが新潟県にもそれなりの経済効果が見込めると思います。
ただし、「観光客」がどれだけ増えるかは、ドラマの吸引力に加え、
「観光地そのもの」に魅力があるかどうかにかかっています。[いい気分(温泉)][レストラン][ビール][イベント]
一度来た観光客を「リピーター」として何回も足を運んでもらえるような「しくみづくり」や、
関連する業界関係者ならびに地元住民の「ホスピタリティー(おもてなしの心[黒ハート][るんるん])」向上が急務です。
A.H

【参考】
「篤姫」の経済効果(日本銀行鹿児島支店)
http://www3.boj.or.jp/kagoshima/data/note/n0710.pdf
「風林火山」の経済効果(日本銀行松本支店)
http://www3.boj.or.jp/matsumoto/toku/fuurin0802.pdf

食料問題は新潟のビジネスチャンス

日本の食料自給率が40%をきったことは
最近テレビで話題になっており既に皆さんご存知のとおりです。
平成18年食料・農業・農村白書から、
食料問題を目で見える形でグラフ・チャート提供されていましたので
情報として現状と推移を掲載してみました。資料元:食料・農業・農村白書

注)資料はクリックすると拡大してご覧いただけます。

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【食料の自給率の推移】
食料自給率は年々減少しており、
特に穀物の自給率低下は深刻です。




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【諸外国の自給率変化】
日本の自給率は先進国の中では極めて低くなっています。
欧米では食料自給率を確保しております。





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【日本の農業生産推移】
日本の農業生産の推移は
衰退の一途です










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【品目別の食物消費量】
生活ライフスタイルの変化により
食物も大きく変化してきています









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【品目別の自給率】
輸入品目別では自給率は大きく変わります
穀物の自給率低下が特に目立ちます







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【日本の農産物輸入国】
日本の農産物輸入は表通り
米国・中国・豪州・タイ・カナダへ大きく依存しています










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【とうもろこしの需要推移】
最近では原油の高騰に平行して
バイオ燃料への取り組みが全世界的に始まっています
食料は食物としてだけでなく
燃料への需要も拡大してきています
食物以外の要素が需要に加わっています







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農産物の輸出国は図の通りですが
輸出国の人口の増加とライフスタイルの変化により
各国の穀物国内需要は急速に拡大して食料不足になり
政府による輸出規制が始まっています
お金があっても食物が入手が出来ない状況に変わってきています
ここにビズネスチャンスがあるように思います






自給率の拡大と農業生産の拡大は国策になっています。
新潟県・新潟市は田園政令市を目指しており
他の政令市と比較して農業に重点をおいた施策を進めており
時代背景も追い風となる大きなビジネスチャンスがあるように思います。
K.K

新潟駅の1日の乗車人員を知ってますか? たった3万6769人です。

【JR東日本管内で、111番目。1位は新宿駅で約76万人!(2006年度)】
現在、658億円の税金を投入して新潟駅を高架する事業がすすめられていますが、これだけの大金を使う価値があるのでしょうか?
この他に幹線道路と駅前広場整備に738億円、合計1396億円もかけるそうです。
試算によると事業による効果は2690億円ですが、この「効果」というのがさっぱりわかりません。
新潟市の資料では、
①幹線道路の混雑が緩和され、自動車利用者の移動時間の短縮・ガソリンの節約が図られる。
②鉄道・バス等の乗換え時間が短縮される。
③上下移動に対してはエレベーターやエスカレーターを整備し、高齢者や体の不自由な方の利便性、快適性が向上される。
④駅前広場に憩いの空間が創出でき交流機会が増大され、また植栽を配し広場の景観の向上が図られる。
⑤駅前広場の充実により、新潟市の陸の玄関口にふさわしいシンボル機能を有し、駅前広場の価値が向上される。
となっていて、この5つの効果を合わせると、2690億円だそうです。
もちろん、複雑な算出根拠を用意されていると思いますが、一般市民の感覚として、本当にこれらの効果を数値化できるの?しかも費用の2倍以上の効果があるの?、なんか変だと思いませんか?

新潟は「極端な車社会」になってしまいました。
「地下鉄」は絶対無理(地面を掘れば水浸し)ですし、昔あった路面電車も廃止されてしまったので、軌道での移動手段が極端に少ない、全国でもめずらしい都市になってしまっています。
「新潟駅」を利用する人は、たった1日約3万7千人くらいしかいないのに、本当にこれだけのお金を投じる必要があったのでしょうか?
同じ金をかけるなら、もっと別の事業の方がよかったのではないでしょうか?

政令指定都市になって何か変わりましたか?
何か便利になりましたか?
活気が出ましたか?

多くの方は「NO」ではないでしょうか。
「コンパクトシティ」をめざすのはいいとして、やはり公共交通手段が「バス」だのみでよいのでしょうか?
新潟市の「にいがた交通戦略プラン」を見て、思わず「バス会社の経営計画」?と思ってしまいました。
まさに、「バスと一蓮托生」の計画になっています。
なぜ、私たちが「バスを使わないでマイカーを使うのか」をもっと考えるべきではないでしょうか?
便利が悪いから使わないのであって、「本数を増やしたり」「路線を増やしたり」しても、結局使わないのではないかと思います。
やはり、「軌道」を充実させるべきではないでしょうか?
「軌道」は資金が必要ですが、「新潟駅を立体化する」よりはるかにいいと思います。
(このほかに、「堀」を復活させる計画もありますが、「昔のような堀を本当に再生する」ならともかく、「中途半端な堀」をつくっても、ほとんど意味がないのでは?)
A.H

【参考】
JR東日本
http://www.jreast.co.jp/passenger/2006_01.html
新潟市(新潟駅周辺整備に係る費用)
http://www.city.niigata.jp/info/ekisyu/jigyo-keikakugaiyo/jigyo-keikakugaiyo9.htm
新潟市(新潟駅周辺整備効果)
http://www.city.niigata.jp/info/ekisyu/jigyo-keikakugaiyo/jigyo-keikakugaiyo10.htm
新潟市(にいがた交通戦略プラン)
http://www.city.niigata.jp/info/kotsu/pc.sennryaku2/pc_sennryaku2.htm

1世帯当たり「年間支出金額」ランキン ぐう!!

総務省が、どのような品目でどの程度の地域差があるのかを明らかにするため,都道府県庁所在市別ランキングを集計しました。

【新潟市が全国1位になったもの】
・米、生鮮野菜、ジャガイモ、枝豆、なす、カレー、ふりかけ、日本酒

【新潟市が全国ベスト3以内のもの】
・カップめん(3位:1位は青森)、塩さけ(2位:1位は秋田)、魚の缶詰(2位:1位は那覇)、さといも(3位:1位は福井)、れんこん(2位:1位は金沢)、たけのこ(2位:1位は京都)、グレープフルーツ(2位:1位は宇都宮)、塩(2位:1位は長野)、調理パン(2位:1位は佐賀)、サラダ(3位:1位は静岡)、コロッケ(3位:1位は福井)、天ぷら・フライ(2位:1位は福井)、ココア(3位:1位は那覇)、ビール(3位:1位は金沢)

【(意外に?)新潟市が全国下位のもの】
・鮮魚(41位:1位は金沢)、ちくわ(45位;1位は鳥取)、牛肉(40位:1位は津)、鶏肉(44位:1位は福岡)、はくさい(39位:1位は大阪)、豆腐(46位:1位は那覇)、ぶどう(44位:1位は甲府)、ソース(43位:1位は広島)、ケチャップ(45位:1位は岐阜)、カステラ(46位:1位は長崎)、うなぎのカバ焼き(45位:1位は京都)、日本そば:うどん(42位:1位は高松)

【感想】
・米、日本酒、枝豆の「全国1位」は想定通りですが、カレー、ふりかけは意外なところです。ふりかけは以前から1位のようです。新潟市民は「ご飯」に「ふりかけ」がお好きなようです。「ジャガイモ」は「カレー」につられての1位でしょうか。
・1位の品目でレシピをつくると、「枝豆」をつまみに「日本酒」を飲み、「なす」と「ジャガイモ」入りの「カレー」と「生鮮野菜」を食べながら、さらに「日本酒」を飲みすすめ、最後に「ご飯」に「ふりかけ」をかけて食べておしまい、という感じでしょうか!?。

・ベスト3に入った中では、「カップめん」「塩さけ」「魚の缶詰」「塩」「調理パン」「コロッケ」などは、いかに、新潟市民が「質素な食生活?」をしているかがうかがえます。(「貧乏だから」ということではないと思いますが…。)
・全国で下位になったうち、「鮮魚」「ちくわ」は意外でした。新潟といえば魚ですし、新潟では、かまぼこ産業は盛んだと思っていたのですが…?
・ソース、ケチャップをあまり買わないのは、「洋食」をあまり食べないからでしょうか。(やっぱり、ご飯にふりかけ!が好きなんでしょうか。)
A.H
【参考資料】
・総務省統計局
http://www.stat.go.jp/data/kakei/5.htm

「ナノコーポ」と新ビジネス

image01.JPG2007年「団塊の世代」の退職を迎えた、豊富な経験とノウハウを有する企業OB人材が、退職後その能力を発揮する機会を創出しないと、地域の資源が失われる。今まで地域経済に貢献寄与してきた方々が、一転してゼロになり年金生活になるとマイナス経済にもなる。この課題に着目した新しいビジネス「ナノコーポ」が地域に生まれてくるように思います。「ナノコーポ」はアメリカが発祥、50歳過ぎの退職者たちの間で起業されている会社。経験・知識・スキル・資格など専門性を生かし、自分のやりたいことを仕事に生かして収入を得るミニ企業。社員は一人か二人ということから、微細を意味する「ナノ」と会社の「コーポレーション」を合わせた新造語。ユーザーからの依頼に対して迅速に対応できる「自分サイズ」にこだわっているのが特徴。
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この零細企業は、営業力が弱くなりがちなため、新たに登場したのが「ナノコーポ」の営業を支援するビジネスである。夢と目標を持って起業される「ナノコーポ」を組織化してクラブをつくり、定期的・毎週会議を行う。毎週の支部会議では、会員が自分の経験を踏まえて、ほかの人の役にたつ話を短時間で発表し質問に答える。互いの人脈を活用し、次回の会合までに可能な限りの支援を確約する。こうして、会員同士が互いの「営業マン」として機能するよう、クラブの運営ルールは細かく決められている。「ナノコーポ」を起業する人たちは専門分野で職業人としての経験に富んだ人たち。彼らが互いに自分の人脈を紹介しあえば、さらなる大きな展開となっていくだろう。Yahoo!辞書引用
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最近、日本でも団塊世代の定年による大量退職後のライフスタイルが話題に上ることが多いのですが、日本でもこのような形態のビジネスが必要な社会背景が形成されており、新潟でもその芽が育ってきている。新潟の地域活性化・新潟の元気には、「ナノコーポ」起業家による連携がポイントとなりそうである。
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K.K

新潟県が日本で人口が一番多かった??

今からさかのぼること100余年前、明治21(1888)年の人口調査によると、新潟県の人口は166万人で、2位の兵庫県の151万人、3位の愛知県144万人 新潟はなんとトップ!です。 同じ年の東京は、135万人で第4位でした。新潟が人口日本一?そんなはずか・・。
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何故新潟が一番? NHK大河ドラマに出てくる戦国時代の新潟は、義を重んじる上杉謙信と直江兼継が領地拡大より領民繁栄政策をとっており、越後は豊臣秀吉・徳川家康と並ぶ大国であった。江戸時代は、稲作に適した気候に恵まれ、大阪と北海道を結ぶ北前船航路のあった日本海側の方が太平洋側より豊かな傾向があった。日本海側が日本の産業を支えていた時代もあった。米どころ新潟県は、全国一の人口を養う力があったのである。
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明治26(1893)年の調査で、東京は161万人で2位、明治31(1898)年には新潟県をかわしてトップ188万人。新潟県は、明治36(1903)年3位、明治41(1908)年5位と、大阪、兵庫、愛知などに抜かれて?後退していった?。その後は日本の産業構造が第一次産業から太平洋側を中心とした第二次、第三次産業へと大きくシフトした時代となり、太平洋側の経済的発展の時期へ大きく変わった。現在の新潟は245万人で第14位。東京や神奈川県は、100年間の間に7倍も増加しているのに対し、新潟県の人口の伸びは比較になりません。
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新潟は元々日本一の民力のある県だったのである、宮崎県知事ではないが「新潟をどげんせにゃならん」。越後の「地頭力」発揮、新潟の英知を結集し、新潟を元気にしてゆきたいですね。
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K.K

新潟を(本当に)活性化されている人

テレビCM 「♪ケータイで、ケンサクするなら、モバゲーッ♯♭(半音上げ下げ付き!?)」でおなじみの、株式会社ディー・エヌ・エー、代表取締役社長南場智子さん。
・新潟高校(愛称:ケンタカ)ご出身で、ハーバードビジネススクールでMBAを取得され、マッキンゼーを経て起業された方です。
・携帯ゲームサイトでの成功はもちろん素晴らしいですが、なんといっても、新潟市にカスタマーサポートセンターを設立されたことが素晴らしいと思います。
・ことし、新潟市に「モバゲータウン:会員数1000万人」のサイトパトロール基地を作られ、150人の雇用を生み出されました。
http://blog.dena.ne.jp/press/archives/2008/02/post_25.html
・大金をかけて手塩にかけた貴重な人材が、高校卒業後もしくは大学卒業後、多数首都圏に流出してしまう、わが新潟にとって、若い人達の雇用は非常に重要かつ深刻な問題です。
・新潟出身で東京等で起業され、成功されておられる方々も多くいらっしゃると思いますが、こういった「雇用創出」という形で地元に貢献された方はあまりいらっしゃらないのではないでしょうか?
・いま、カスタマーセンター等を設置される企業が多いですが、昔と違って、地理的な問題はまったく影響しないはずですので、ぜひ、新潟に誘致していただきたいものです。
【参考】
株式会社ディー・エヌ・エー
http://www.dena.jp/index.html
南場智子さんのブログ(とても面白いです。)
http://ameblo.jp/nambadena/
A.H


「新潟をどげんかせんといかん。」のではないでしょうか?

戦後は「安い労働力供給地」として、そして今は「優秀な学生の供給地」として、「貴重な人材を首都圏に供給し続けている」我が新潟ですが、そのせいで人口は年々減り続けています。
新潟は「米どころ」だったため「食うに困らなかった」ことが、「新たな産業」が起きなかった大きな要因ではないでしょうか?
新潟には、日本を代表するような会社はもちろん、「全入」時代を迎えた新卒学生が夢を託せるような企業は数えるほどしかありません。
新潟の大学生の大多数が「公務員志望」では先が思いやられるところです。
もっとも、現在のところ退職金も含め、公務員以上に報酬をもらえる企業は県内にほとんどないのではないでしょうか?

多数の優秀な人材を雇用できる会社がすぐにできるはずはなく、やはり「大企業を誘致する」ことが一番と思われます。
ところが、我が新潟県に大企業が誘致された、もしくは誘致活動を行ったという話を聞いたことがありません。
企業誘致で成功例として、三重県亀山市のシャープが有名です。
誘致条件として三重県は90億円、亀山市は45億円、合計135億円の補助金を拠出したそうです。
シャープには海外から「土地と水は無償で提供する」からというオファーがあったそうですが、海外への技術流出の恐れがあったこととに加え、当時の三重県知事、北川正恭氏の熱意が会社側につたわったため、三重県に決定したといわれています。
いまではシャープの液晶は「亀山ブランド」と、地名までが有名になっています。
この他、武田薬品工業の誘致では大阪府が200億円の支援を提案しましたが、80億円の神奈川に軍配が上がったそうです。
補助金だけで誘致が決定するわけではないと思われますが、トップをはじめとする熱意、誠意が重要なのだと思います。
どの組織でもトップの資質、行動によって成果が大きく左右されるものです。
わが新潟も、官民問わず、そういう強いリーダーシップとネゴシエーション能力、そして「骨太」の気概を持った方が出てきて欲しいものです。
A.H

新潟のコメはどうなるのか。

◆新潟県の農家数 → 106,528戸(全国第3位。1位は長野県 126,857戸)
◆うち、専業農家 → 13.2%(全国第41位。1位は北海道 52.2%)
◆一戸当たりの耕地面積 → 1.69ha(全国1位は北海道 17.46ha)
◆日本の水稲生産コスト → 1kg当たり約280円(アメリカは 36円)

《現状と課題》
・農業だけでは生活が成り立たないため、専業農家は非常に少なく、兼業農家の多くはや建設業やサービス業に従事しています。
・新潟県にとって、雇用を確保する意味からも、農業と建設業は非常に重要な産業といえます。
・農家の担い手のうち、60%は60歳以上、しかも40%は70歳以上であり、新たに就農する人はほとんどいないため、近い将来どうなるか危惧されています。
・また、WTO問題の進展によっては米の価格が暴落する可能性があります。
・コメの輸入は約800%もの高い関税をかけて保護しているので、今のところ国内農業への影響はないが、仮に関税がなくなると1kgあたり40円から50円程度で輸入されることになります。
・今、新潟産コシヒカリの卸売価格は1kgあたり約400円程度なので、約10分の1の価格になるという可能性があります。
(アメリカの水稲生産コストが安い要因)
①大規模 (日本の平均作付け面積は 1ha → アメリカは 280ha!※新潟島の約3分の1)
※従って大型機械が使用でき、非常に効率的。
②種まき (日本は田植機 → アメリカは飛行機!)
・価格競争ではとうてい太刀打ちできません。
・ひと昔前、マズイ外国産米を食べた経験がありますが、近年では外国産のコメも品質、味覚の面で改良が加えられており、国産のコメと遜色ない味になっているそうです。
・価格でも負け、味覚も変わらないのであれば日本のコメは駆逐されてしまいます。
・しかし、日本にとってコメづくりは絶対守っていかなければならない、民族の誇りであり宝です。
・守るためには、所得補償制度や直接支払い制度によって、国営に近いシステムにするしか手段はないのではないでしょうか。
・早急に施策を実施しなければ間に合わなくなってしまいます。
【参考】
国内農業の体質強化に向けて(農林水産省)
http://www.maff.go.jp/topics/epa_wg/
新潟県100の指標(農業関係) → この100の指標は便利です。
http://www.pref.niigata.lg.jp/HTML_Article/hyaku19-103-1.xls
A.H

新潟はもっと情報発信

東京から新潟へUターン帰省しました。
新潟を離れて15年。新潟に居たときには気が付かなかったことが
新潟を離れることで故郷が見えてくることが多くありました・・

新潟はどんなところと思いますか?
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東京の人に新潟の印象を聞いてみると・・
  食べ物では 米 コシヒカリ 酒 等など
  その他では 雪 佐渡 信濃川 地震 等など
FOOD002.GIFjizakemeguri_m[1].jpgimage_014[1].jpg

新潟の人に新潟自慢を聞いてみると・・
  食べ物 ルレクチェ 米 地酒 茶豆 等など
  その他 朱鷺 水の都 信濃川 温泉 新潟祭り 等など
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東京在住者と新潟人の感覚にはかなりの隔たりがあるようです

東京で15年住んでいて、TVで新潟の映像を見る機会はほとんどありませんでした
時に見るのは大雪・洪水・地震などのネガティブなものばかり
もっと本当の新潟情報があってもいいのでは・・

地域間競争の中で近県の長野・群馬・石川などと比較して
新潟の印象はかならずしも良くありません
新潟にはもっと情報発信をしていかないと埋没してしまい
新潟の故郷の良さが伝わらないように思いました。

新潟に帰省して改めて故郷の良さを感じています。
K.K
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