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海底油田の調査船「資源」

この探査船「資源」の船の引き渡し式は2月11日祝日で休刊日だったため新聞にはほとんど載らなかった。

 海底資源を探査する国の探査船「資源」が2月12日、運航を開始し、
新潟県中越沖地震の震源域を調査するため、千葉県から新潟県沖へ向け出航した。
東シナ海のガス田開発で中国に先を越された日本だが、資源価格が高騰するなか、
自前の探査船の導入で、周辺海域での資源調査を本格化させる。
地震の断層調査にも威力を発揮しそうだ。

 「資源」は3次元物理探査船と呼ばれ、船から人工地震波を海底に発し、海底面や
地層の境界に当たって返ってきた反射波を解析。立体的な地下構造を調べる。
総トン数は約1万トン。ノルウェーの探査会社から中古で買い取り、購入額は232億円、
年間維持費は約90億円という。

 千葉県船橋市で11日に探査会社から引き渡され、甘利経済産業相は
「世界最先端の装備機器が搭載されている。資源開発の可能性、地質調査の精密性が
一挙に上がる」と期待を表明した。

 経産省資源エネルギー庁によると、日本周辺海域の地質構造の詳しいデータは、
ほとんどないという。東シナ海のガス田については、日本が主張する「日中中間線」の
中国側海域で、中国が開発を進めていることが分かった後、政府がノルウェーの
探査船を借りて探査した。

 資源争奪戦の激化を背景に各国の探査熱が高まり、最近は船を借りるにも
「順番待ち」が続いている、という。このため、機動的な調査へ船の購入に踏み切った。

 「資源」は新潟県中越沖で地質構造を調べ、データを柏崎刈羽原発の
耐震安全性評価にも役立てる。3月上旬には三陸沖へ移り、1年かけて
石油や天然ガスなど埋蔵可能性の高い海域の地下構造を、順に調べる計画となっていた。

26日土曜日から長期休暇に入った会社も多いと思います。何かと話題の揮発油(ガソリン)税の
暫定税率が5月1日に復活し、ガソリン価格が急騰する見通しとなったことから、今週末は
値上げ前の「駆け込み需要」が本格化しそうだ。

私たちの身近な生活でなくてはならないガソリンですが、日本の石油自給率はわずか0.3%しかありません。消費量の99.7%は輸入に頼っています。最近の輸入量は年間2億5000万キロリットル程度。2007年の支払い代金は12兆4000億円です。

ようやく日本では1隻の調査船が動き出した程度ですが、日本海近郊はとても広いものです。
この際、新潟港に探索船を5隻10隻と所有する原油を探す目的の株式会社をつくり(公募で資金集め)、新潟発で原油を探すロマン追いつづけることはできないだろうか

*新潟沖は現在も細々ながらも原油を産出しています。

S/M

参考 経済解説者 池内正人氏
http://economy33.blog77.fc2.com/
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