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「新潟をどげんかせんといかん。」のではないでしょうか?

戦後は「安い労働力供給地」として、そして今は「優秀な学生の供給地」として、「貴重な人材を首都圏に供給し続けている」我が新潟ですが、そのせいで人口は年々減り続けています。
新潟は「米どころ」だったため「食うに困らなかった」ことが、「新たな産業」が起きなかった大きな要因ではないでしょうか?
新潟には、日本を代表するような会社はもちろん、「全入」時代を迎えた新卒学生が夢を託せるような企業は数えるほどしかありません。
新潟の大学生の大多数が「公務員志望」では先が思いやられるところです。
もっとも、現在のところ退職金も含め、公務員以上に報酬をもらえる企業は県内にほとんどないのではないでしょうか?

多数の優秀な人材を雇用できる会社がすぐにできるはずはなく、やはり「大企業を誘致する」ことが一番と思われます。
ところが、我が新潟県に大企業が誘致された、もしくは誘致活動を行ったという話を聞いたことがありません。
企業誘致で成功例として、三重県亀山市のシャープが有名です。
誘致条件として三重県は90億円、亀山市は45億円、合計135億円の補助金を拠出したそうです。
シャープには海外から「土地と水は無償で提供する」からというオファーがあったそうですが、海外への技術流出の恐れがあったこととに加え、当時の三重県知事、北川正恭氏の熱意が会社側につたわったため、三重県に決定したといわれています。
いまではシャープの液晶は「亀山ブランド」と、地名までが有名になっています。
この他、武田薬品工業の誘致では大阪府が200億円の支援を提案しましたが、80億円の神奈川に軍配が上がったそうです。
補助金だけで誘致が決定するわけではないと思われますが、トップをはじめとする熱意、誠意が重要なのだと思います。
どの組織でもトップの資質、行動によって成果が大きく左右されるものです。
わが新潟も、官民問わず、そういう強いリーダーシップとネゴシエーション能力、そして「骨太」の気概を持った方が出てきて欲しいものです。
A.H
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